ドイツの旅 後編

Day6 ホーエンシュバンガウとヴィース教会
 
ミュンヘン滞在1日目は日帰りオプショナルツアーにてドイツ観光の人気No1スポット ノイシュヴァンシュタイン城と世界遺産のヴィース教会、それからリンダーホーフ城へ
 
 
ノイシュヴァンシュタイン城のあるホーエンシュバンガウに向かうため朝7時にミュンヘンを出発し、バスに揺られること2時間
オーストリアとの国境近くまで南下し牧草地を抜けると見えてきました
 

 
撮影スポットのマリエン橋が雪のため閉鎖されてて、遠目からだと下からの眺めしか見れず
それでも存在感あって綺麗だった…!!
 
 
 
ノイシュヴァンシュタイン城はシンデレラ城のモデルで、別名白鳥城と呼ばれてます
 
車では山のふもとまでしか入れないので、そこから先は30分かけて徒歩か馬車で上ることになります
運動不足オババの私はもちろん馬車を所望したんだけど、ガイドさんに城に入るまでは個人行動はやめて欲しいと言われてしぶしぶ徒歩で上ることに…(協調性皆無)
 
それもそのはず
このお城には毎日世界中から観光客が押し寄せるのでとにかく人の管理が徹底されていて、自分のチケットに印字されてある番号が掲示板に表示されている10分の間に入場しなければ二度と入れてもらえないシステムになっています
キビシー!
 

 
 
雪の降る極寒のなか待つこと20分…いよいよ城の中へ
 
お城の建設中に王さまは亡くなってしまったので、1・2階は未完成の状態のままとなっています
見学できるのは3階から上なので階段で一気に登ります
3階に到着すると音声ガイドの機械が手渡され、各部屋を見学しました
 
ギュウギュウの箱詰め状態での移動、工事中の箇所が多く、城内は暗くてよく見えなかったし、なんだか期待してたよりも普通だった…(おい)
チケットの購入から入場までの時間と労力を考えると、城外見学だけでも十分楽しめるのではと思います!
 
 
 
降りるときは念願の馬車に乗れた
お馬さんのひづめの音を聞きながら揺られるのがまた心地よくて…!
冷たい風を感じながらうとうとしていたのだけれど…
 

 
ふもとに着く前になぜかお馬さんの交代が始まったので、バスに遅れそうだから途中で降りて全力疾走しました(これを人は運動不足オババの悲劇と呼ぶ)
 
 
 
続いてはリンダーホーフ城
こちらもノイシュヴァンシュタイン城と同じくルートヴィヒ2世という王さまが建てたお城
 

 
フランス風のロココ様式や後期バロック様式を取り入れていて、ノイシュヴァンシュタイン城とはまた違った雰囲気になっています
 
 
お城にしてはずいぶんと小ぢんまりしていたけど、黄金色の間だったり、鏡の間だったり、面白い部屋が沢山ありました
王さまの寝室の壁一面が刺繍で作られていてそれがとても綺麗で印象に残っています
 
そうそう、このルートヴィヒ2世さんはイケメンでモッテモテだったんだけど、本人は男性の方が好みだったよう。
幼少期に親にかまってもらえなかったり、好きでもないお姫様と無理やり婚約させられたり(その後破談)、色々あって重度のコミュ障に…
人間嫌いすぎて、1階で作った食事をそのままテーブルごと2階へと吊り上げて運ぶ通称「魔法の食卓」というものをここのお城に取り入れ、当時の最新技術を駆使して自分の周りに人を寄せ付けない徹底ぶり
 
生い立ちや最期を聞くと悲しくなる人生を送っておられる方だけど、なかなか人間味あふれるエピソードが多い王さまで実に興味深かったです
 
 
 
 
続いては世界遺産ヴィース教会
草原にポツンとたたずむこの教会は、使われなくなったキリスト像を農夫が引き取ってひっそりと礼拝していたところに、口コミが広がって巡礼者が増えたことから建てられました
 

 
 
脇の小道を通って教会の中へ
豪華な装飾と天井の細かい絵画がとても美しくて
チャーチベンチに座って天井をぼーっと眺めていると別の世界へ吸い込まれるようでした
 

 
 
きらびやかなものばかり見たので心が洗われた一日
この日 目に焼き付けた光景はたぶん一生忘れないだろうなあ
 
 
 
 
Day7 ミュンヘン
 
1日観光に費やせるのはこの日が最終日!
おみやげ探しもかねて、ミュンヘン市内を散策しました
 
 
新市庁舎の仕掛け時計を見にマリエン広場へ
 

 
11時の鐘の音のあとに人形たちが動き出しました
なんだかぎこちなくて不思議な音色だった…
仕掛け時計が動くのが毎日11時と12時の2回だけなので無事見れてよかったです
 
 
広場周辺の雑貨屋を巡ったあとは地下鉄によって別エリアへ移動
 
ジャーマンレイルパスは2日前に切れているので切符は初自販機購入
ドイツの駅は改札がないので、乗る前に自分で打刻するシステムになってます
 

 
車内で車掌さんが巡回に来たときに切符を持っていなかったり、打刻がなかったりすると観光客であっても容赦なく罰金をとられるので注意
 
 
大学前駅で降りてカフェなどが並ぶおしゃれなシェリング通りへ
 

 
大学の近くというだけあって若者が多くて活気があります
文房具屋、セレクトショップ、本屋をブラブラすること2時間
 
 
小腹が空いたのでドイツのメジャーなファーストフードのケバブを食べました
トルコ系の移民が多いことから親しまれてきたそうで街の至るところにゲバブ屋さんがあります
 
 
 
初めて食べたけど、甘辛いソースとお肉がうんまい!
 
 
 
その後、ホテル近くのスーパーに寄って最後の爆買い
次の日の朝ミュンヘン空港から帰国し8日間の旅は終了。
 
 
 
あー、もう一瞬で終わってしまったけど、とにかくドイツ最高だった~~~~!!
次は北ドイツでベルリンの蚤の市行ったり、ブレーメンなどのメルヘン街道をめぐったりしたいな
あと7月の子ども祭り、10月のオクトーバーフェストや12月のクリスマスマーケットの行事にも参加してみたい
 
まだまだ魅力たっぷりのドイツ。
いつか絶対リベンジするぞ~
 
 
 
おまけ

総重量20㎏のおみやげ達


 
 
 
 
最後まで読んでいただきありがとうございました

 
arisa.